FC2ブログ

目指す勝利のあまり……。

「(葱野のチーム)圧倒的に攻めてはいるが、あと一歩が足りない!後半を迎えてまだ両チーム0-0と無得点…決着は着くのか!?」

明井戸「(葱野をマークしてるけど、リズムが向こうは乗ってる。その元は…………(あるMFの選手の1人を見つけ)あいつか)」

「此処で再び(葱野のチームの8番)がボールを持つ!良い攻撃のリズムを生み出しているぞ!」

明井戸「見つけた、もう好き勝手させねーよ!!」(ボールを持ったその8番へと危険なスライディングを仕掛け)

「!うああ!!」(そのスライディングが左足に当たってフィールドに倒れ)

ピィー

「あー!これは危険なプレー!後半途中から入った明井戸、ボールを奪いに行ったがファールを取られる!」

明井戸「(やべ……やり過ぎた…これは多分………)」

(明井戸へとレッドカードが出され)

「退場ー!明井戸達人、1発レッドが出された!!」

明井戸「……(やっぱそうなるよな)」

葱野「大丈夫!?」(葱野のチームの8番は足を押さえたままでこの試合の続行がかなり厳しかった)

神野「明井戸先輩……。」

明井戸「後は頼むわ、神野、立向居。…ちょっと先走っちまった。」

立向居「……安心してください、絶対に守り切ります!」

神野「…貴方のお父さんに勝利の報告を届けますから、必ず!」

明井戸「…………おう。」


それから、人数は有利になったものの中心選手が欠けて思うように攻められず。逆にカウンターで(葱野のチーム)が失点を許し、1-0のまま………

「試合終了ー!!(明井戸のチーム)がこの直接対決を制した!1人少ない不利な状況を見事に跳ね返しました!」

葱野「ああー…また立向居からゴール出来なかった…!」



明井戸「やっぱ……無ぇよな、自分のゴールで勝利を親父に届けるなんてそんなカッコ良い事。俺に出来る訳がねぇ、……そこまでの才能なんざ持ち合わせてないし。」

(その時明井戸の携帯が鳴り)

明井戸「……玲名からか、もしもし?」

八神「達人。…………いいか、落ち着いて聞け。……………お父様が亡くなられた。」

明井戸「!!………………」

八神「ついさっきだ……お前の試合が終了した後すぐに………」

明井戸「…そっか。…3人にはなんて言えばいいんだろうな……」

八神「………」

明井戸「ホント……早過ぎるぜ親父…………」

八神「達人……………ん?え?な………!」

明井戸「……?どうした?」

八神「あー………た、達人……お父様が蘇ったそうだぞ。」

明井戸「は…!?」

八神「止まっていたはずの心臓が再び動き出したらしく、医師の方々が大慌てだそうだ。」

「全く、どういう心臓しとるんだあの人は!」「先生早く!」(電話の向こうで医者の慌ただしい声がし)

明井戸「あ、あの馬鹿親父……こんな状況でもビックリさせんじゃねぇよ……!」

八神「だが……よかった。」

明井戸「とにかくそっち向かうわ…すぐに。」(そして携帯を切った)









明井戸「…人騒がせ過ぎんだよ、馬鹿親父………よかった……!(その場で座り込んで涙が零れまくり)」
スポンサーサイト



プロフィール

イーグル@

Author:イーグル@
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2掲示板
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR