FC2ブログ

向坂の部屋。

「此処、ゆっくり探しててねー。」

雅野「ありがとうございます。」

南沢「………………さて、探すとするか。手がかりを」

雅野「…ちょっと散らかってますね。思った程でもなかったけど」

南沢「あいつの事だから食べかけの菓子とか漫画が床に散乱してるのかと思ったけど…ちょっと漫画やCDで落ちてるぐらいだな。」

雅野「まあ、凄くではなくて少しだらしなかった…という所ですね。って、それよりも手がかりを…あいつが犯人なら何かあるはず…!」

南沢「日記か何かがあるといいけどな、って言ってもあいつの場合そういうのはやってそうにないだろうけど。」

雅野「あ、南沢先輩……あの机に……手紙?」

南沢「…読むか。いかにもこれは何かありそうだろ。」

雅野「………「もうサッカーに飽きた、嫌になった。あのチームも嫌になった、全てを滅茶苦茶にしてやる。これで明日から頑張って走る事もなくなる。俺は自由になれる。」」

南沢「………………。」

雅野「全てを滅茶苦茶に……って、証拠出てきましたよ!疑う余地なくあいつが犯人で決まりでしょう!」

南沢「…まだ筆跡がその通りとは限らないけどな。」

雅野「けど…この家に居るのは両親と姉の3人、あの人達が偽造したなんて考え難いでしょう。」

南沢「あいつが本当に……。」
スポンサーサイト



それぞれが動き出す。

警視庁

「急げ!全国に奴を指名手配だ!なんとしても奴の身柄を確保だ!」

「はい!」

栄田「奴が脱走するとは……あいつを野放しにしたら危険だ!」


??????

「警察の奴らもそろそろ動き出している頃……無駄だ、私は捕まらない…いや、捕まるわけにはいかん…何としても!」



向坂の家

ピンポーン

「はい?」(中から向坂の姉らしき人物が出て来た、女子大生ぐらいで茶髪(猫耳ではない)」

南沢「あ、すみません…向坂君と同じ雷門で同じサッカー部3年の南沢篤志と言います……。」

雅野「……先輩、今は月山国光のはずじゃ…。」

南沢「黙ってろ、話を聞く為だ……。」

「悟の先輩?ああー、時々南沢って人の名前を聞いてたけどキミだったんだ。」

南沢「それで、あの…向坂君は家に?」

「それがねぇ、「友達の家にちょっと泊まってるから晩ご飯いらなーい。」とか言ってまだ帰ってないのよね。ま…時々こういうのあるんだけどね。」

南沢「……(そういえば確かにあいつ、時々一乃や青山の家に泊まりに行ったりしてたな…神童の家にも行ってたみたいだし)そうですか……」

雅野「すみません、実は……僕前に向坂……先輩の部屋で忘れ物したみたいなんです。この前遊びに行って家に帰って来たら無い事に気づいて、此処で落としたのかなって…。」

「ああ、それなら中にどうぞ。あの子の部屋なら勝手に入っちゃっていいから。」

南沢「…いいんですか?本人に無許可で。」

「いいのいいの、どうせ怒りはしないわよ。」

雅野「はあ……では、失礼します。」

南沢「……咄嗟に思いついたのかそれ。」

雅野「……本人が居ないならその部屋に何か手がかりのような物があるんじゃないかと思いまして。」

広がる被害。

雅野「…一体どういう事だ………。」

真田「こんな事って……。」



南沢「今度は天馬が居ない!?

白雪「な、なんですかこれ…向坂のバカが退部したかと思えば天城先輩と神童が行方知れずで天馬君まで!?」


時任「………向坂が退部してから、何か立て続けに起こっているような気がする。」

真田「え!?まさか…時任コーチ、向坂先輩を疑ってます…!?」

時任「正直自分の教え子を疑いたくはないよ、でも………怪しいと言わざるを得ない。」

雅野「…あいつ、自分が辞めた後でも俺達に迷惑かけるつもりか…!」

南沢「行ってみるか、あいつの家に。」

雅野「行きます!行って皆の居場所を吐かせます!」

南沢「手荒な真似は控えとけ、話を聞きに行くだけだぞ。」
プロフィール

イーグル@

Author:イーグル@
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2掲示板
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR