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病院にて

「熱はまあ下がってきたが…あまり無理はしない方がいい」

南沢「はい……」



雅野「………南沢先輩、次…出るんですか?」

南沢「出る。俺が出なきや誰が出るんだ」

雅野「…時任コーチが許可するとは思えませんが、あの人無茶が大嫌いですし」

南沢「多分この戦い終わったら説教受けるだろーな。」

雅野「そこまで分かってて何でそんな無茶を…貴方らしくないです」

南沢「正直な………SARUに最初言われた天馬より弱いっていうのに、ムカついたんだよな相当」

雅野「開幕の時のあれですか」

南沢「あいつなら何か、どんな状態になっても試合に出そうで…その上活躍もしそうだった。」

雅野「……何か南沢先輩、無理して天馬や神童先輩になろうとしてませんでした?」

南沢「……………」

雅野「神童先輩の統率力やキャプテンシー、天馬の絶対的な行動力と実行力、その二つを…得ようと。」

南沢「…そんなつもりなかったけど、何処かで思ってたかもな。あいつらみたいな長所が欲しいって…どっちも俺には無いし」

雅野「別に必要無いと思いますけど…神童拓人だからこそ、松風天馬だからこそ、ああいうサッカーが出来る。…だったら、自分の…南沢篤志だから出来るサッカーをすれば、それでいいかと…」

南沢「………俺のサッカー、ね。」

雅野「さ……行きましょうか。」


南沢「……人の事はそこまで見えてるのにな。ま…………やってみるか」
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試合後

火柘榴「ぐっ……すまん、勝てなかった…!!」

真田「コースはほとんど完璧だったはずですけど…やっぱりあのGKが凄すぎた」

向坂「そんで俺達の時も間違いなく来るはずだよねぇ、そんでSARUを始めとした超ド級の攻撃陣も来るだろうし」

時任「正直あれはね……前に僕らが戦ってきたタナトスの時よりも数段強いと思う。あえて言うならややDFが弱めかもしれないけどね…」

真田「けどそれを補い余りある破壊力ですよ、それに後ろに祝部さん控えてますし…結局守備も硬いと思います」

明井戸「とりあえずまずは休んどけ、お前ら3人こっちのチームとして次出るんだからよ。」

九坂「っス…」

時任「派手に転んだけど瞬木、足は…?」

瞬木「全くなんとも?ただのフリだったんで」

向坂「上手いなぁ、演技が」



明井戸「後は……あいつか、南沢の具合。」

時任「明井戸…少し良くなって出すつもり?」

明井戸「……………」

時任「僕は反対だ、そんな状態で出したくない。」

明井戸「…重そうだったら俺だって出す気はねぇよ、そんな奴が活躍出来るとは思えない。あいつがどう言うかは知らねぇが」

時任「…それで無理して出て選手生命終わったら何も意味無いよ。………僕みたいになったら絶対駄目だ」

ドラゴンレジェンドVSギガキャノンV8

祭「ああ、もう!何でファールなのよー!!」

叫「本当に酷いよーー!!」

書原「くっ……残り時間考えると逆転は………!」


祝部「喚くなお前ら!!

叫、祭「!?」

祝部「俺がPKを止めりゃ良いだけの話だ、実にシンプルで単純だろ」

針鼠「それはそうだけど………PKだぞ?」


火柘榴「よし、俺が蹴ろう!」

鈴林「そう言うと思ったーー」

九坂「おう、頼んだぜ!これで次につなげてくれよ!瞬木の作ったチャンスを無駄にしない為にも!」

井吹「セコイやり方でとったチャンス、な。」

鈴林「どんなやり方でもチャンスはチャンス、あのダークサイドな子はよくやってくれたね」


「ボールを蹴るのはどうやらキャプテンの火柘榴のよう!これを決めて1勝1敗に戻せるか!?」

火柘榴「(どんなキーパーだろうがPKなら…確率は50%ぐらい、どんな名手だろうがこれなら決まる確率は普段より高いはずだ!)」

「火柘榴、助走をつけてシュートに行くー!」

祝部「…………(キッカーなんか関係無い、ボールに全神経を集中させる。そして………)

「撃ったーーー!右隅ぎりぎり!!」

祝部「(飛んで来たボールに素早く反応して飛びついて、止める!)」(火柘榴の撃ったシュートにその方向に横っ飛びでボールをキャッチ)」

火柘榴「なっ!!??」

「こ、これも止めてしまったキング・オブ・ゴールキーパー!!!祝部の守りはPKをもってしても破れず!」

九坂「マジかよ……PKなら行けると思ったのに!」


ガルシャア「おいおい、止めちまったよ本当に……」

SARU「まあ彼は元々PKストッパーとして知られていたキーパーだからね」

シュウ「ああ、その情報もあったから信じられたんだ…止められるって」


祝部「そしてこれで、タイムアップだ!」(ボールを高々と蹴り上げ)

ピィー

「試合終了ーー!0-0、ドラゴンレジェンドとギガキャノン、激闘を繰り広げてきましたが0-0!この試合引き分けです!よって此処まで1勝1分けでネオタナトス、断然有利!次の試合で勝利か引き分けでネオタナトス側の勝ちは決まります!これはネオテイコク、崖っぷちまで追い詰められた結果となった!」

成神「………繋げた、後は任せるか」



瞬木「駄目だったか…次勝たなきゃ負けは確定、つか勝っても引き分け止まりで勝ちはもう無いって事かよ」

龍野「そう、なりますね。過去のラグナロクより更に不利な状況という」



「予定通りです」

葱野「そうだね…これでネオタナトスに負けは無くなった。勝つか引き分けのどっちかだ、でも……」

「相手の監督は相当の負けず嫌い、何がなんでも勝ちを取りに行く…ですね。」

葱野「そういう人だよ、……「相手が誰だろうと」……ね」
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