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懐に入り込む。

マルシャ「走れアツヤ!(届くか届かないかのギリギリの厳しいパスを蹴り)」

アツヤ「っ…!これぐらい届かなきゃ駄目だろ!(全力疾走でそこからスライディングで滑り込んでゴール前へとパスして繋ぐ)」

メアリー「よーし…それ!!(それに合わせてタイミングピッタリのボレーシュートを撃つ)」

ロココ「えい!!(飛んで来たボールにパンチングで弾いてゴールを守った)」

メアリー「あー…!良い攻撃だったけど。」

葱野「パスが厳しかった気がしますけどあれで良いのかな…?」

マルシャ「甘いパスはデーモンフォースに取られる可能性が高い、厳しいパスで攻めなければ中々崩せないと思うぞ。」

葱野「そうですね…明井戸先輩も……?」

アツヤ「明井戸先輩なら居ねぇって、あの人なら…懐に入り込んでる所なんだからよ。」


その頃、都内のイタリアンレストラン。

竜堂「此処は私のお気に入りでね、シェフが良いパスタを作ってくれるんだ。」

明井戸「静かで落ち着けますね。……………」

竜堂「心配いらない。私の奢りだよ」

明井戸「そんな……チームを屋敷に招待してくれた上に食事の奢りって、流石に悪いですよ。」

竜堂「キミ達は魔王の素晴らしさを理解してくれている唯一のチームだ。だから私も嬉しくてね。」

明井戸「他のチームは立向居達……魔王の強さと素晴らしさを理解しなかったんですか?」

竜堂「残念ながらな。全く、愚かな事だ…。」

明井戸「…魔界軍団やデザートライオンがあれだけの大差で負けて認めない…余計なプライドが邪魔してるせいでしょうね。だから魔王というのを受け入れようとしない。」

竜堂「明井戸君は…受け入れてくれてるようだね、魔王というものを。」

明井戸「ええ…惹かれますよ。頂点を目指す為に…絶対勝つ為に圧倒的な強さを求める者としては。」

竜堂「…その思考、思い出すな。影山零治を。」

明井戸「影山…?竜堂さん、影山をご存知なんですか?どういう人物なのか…。」

竜堂「ああ、よく知っている。彼の側近として働いていたのでね。」

明井戸「側近………意外です。」

竜堂「あの男も求めていたよ、力を…そして勝利を。その為に手段は撰ばなかった。」

明井戸「………………(鉄骨に神のアクア……だな)」

竜堂「……なのにあの男は魔王の素晴らしさを少しも理解しようとしなかった……!」(白ワインの入ったワイングラスの手に少し力が入る)

明井戸「…………!?」

竜堂「くだらん、その一言で………あの時死んだのは魔王による裁き、死んで当然だ…あんなクズなど…!」

明井戸「……………」

竜堂「……あ、すまない…つい取り乱してしまったな子供の前で良い大人が情けない…。」

明井戸「いえ……それは俺も思いますよ。魔王の素晴らしさを少しも理解しない影山は愚か、だから魔王の裁きが下った…と。」

竜堂「…影山と似た思考を持ったと言ったが…キミはあの男とは違うな。魔王をキチンと理解している。魔王もお喜びになるはずだ。」

明井戸「光栄です。」

竜堂「チョウテイコクとデーモンフォースに更なる栄光を…。(竜堂の白ワインのグラスと明井戸のグレープジュースのグラスが乾杯)」

明井戸「…………………………」
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