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刑事 栄田養士 3

喫茶店

栄田と灰原の二人で喫茶店に向かい、到着するとカランコロンと音が鳴りながら扉を開ける

「いらっしゃいませー」

栄田「あの、すみません。我々こういうものですが…」(警察手帳を見せる)

「え…警察の方!?」

栄田「はい、警視庁捜査一課の栄田です」

灰原「同じく灰原です。」

「何か御用でしょうか…?」

栄田「こちらに丸井友美さんという女性が働いていると聞いたのですが…」

「ああ、はい。友美はこちらで働いてます。私は友美の同期で立花と言います。あの……友美がどうかしましたか?」

灰原「……実は昨日、何者かに殺害されました。」

立花「えええ!?と、友美が……そんな……!」

栄田「……(やっぱり親しい人が亡くなるとそうなるよな、現に昨日丸井友美の旦那さんも激しく取り乱していた)」

立花「な、なんで…友美がなんで殺されなきゃいけないんですか!?あの子は誰かに恨まれるような子ではありません!お金目当ての強盗殺人でしょう!?」

栄田「立花さん、落ち着いてください!強盗の線は薄いです…現場にあった友美さんの財布、手帳には一切手をつけていませんでした。」

立花「では……恨みによる犯行と…?」

灰原「現時点はその線で捜査しています、友美さんに最近変わった事とか誰か怪しい人物は見ていませんか?」

立花「いえ、特には………あ。」

栄田「ん?何か心当たりが?」

立花「1ヶ月程前から友美に言い寄っていた男が居たんです、20代ぐらいで茶髪の男…迷惑そうにしてたのを見てました」

栄田「20代ぐらいで茶髪の……」

灰原「まさか、そいつが連続殺人犯の…!」

栄田「まだそう決め付けるのは早いよ。もう少し特徴を教えてもらってもいいですか?」

立花「はい……あ。」

栄田「?どうしました?」

立花「あの……う、後ろに………」

栄田が後ろを振り向くと、そこにはまさに今言った通りの20代ぐらいで茶髪の男が来店していた

茶髪の男「ん?…………げ、ま…まさかサツ?!!」

何か危険を感じたのか男は背を向けて走って逃げ出す

栄田「!!待て!!」(すぐにその後を追って走る)

茶髪の男を追ってずっと走り続け、向こうも疲れ始めた頃路地裏の所まで来ていた

茶髪の男「ぐ………うおおおお!!」(振り向きざまに栄田に蹴りを食らわす)」

しかしその蹴りをなんなくかわすと足払いで男を転ばして灰原と二人がかりで取り押さえ

栄田「何で逃げた、と言う前に…公務執行妨害だな。」


取り調べ室

茶髪の男の名は水口と言う、今の所事件の容疑者候補である

栄田「さて…お前は丸井友美に言い寄ってたらしいな?」

水口「……知らねえよ。」

灰原「その丸井友美は殺された、昨日な。」

水口「!!?な、殺された!?あのホテルで殺されたってのかよ!?

灰原「あのホテル…と言うと?」

水口「西東京ホテルに決まってんだろうが!そんな豪華なホテルで殺人が起こったってのか…」

栄田「……おかしいな。」

水口「え?」

栄田「俺はまだ此処に来るまでホテルの事は一言も言ってなかったんだけどな、何故お前が被害者の殺された場所を知ってるんだ?

水口「………!」

灰原「まさか、お前が丸井友美を殺したのか!?」

水口「な…違う!俺じゃねえよ!」

栄田「なら何でホテルの事を知っていた?黙ったままだと不利になる一方だぞ」

水口「っ…………俺は………仕事が終わった後の友美をつけてたんだよ…。」

灰原「!おい、それってストーカーじゃないのか!?」

栄田「それについては後で追求として…続けてくれ」

水口「ああ……しばらく歩いていると、その西東京ホテルに着いたんだよ。いつもは真っ直ぐ自宅に帰るはずなのに妙だなと思った…」

栄田「それで…彼女一人で入ったのか?そのホテルに。」

それに対して帰ってきた水口の答えは意外なものだった。

水口「いや、後から男が来てその男と一緒にホテルに入っていったよ

栄田、灰原「!?」

灰原「お、おい!それは本当なのか!?お前見間違えてんじゃないだろうな!?」

水口「見間違える訳ねえだろ!後ろ姿しか見てないけどあれは明らかに男だったぞ!」

栄田「(どういう事だ…ホテルの従業員には残らず話を聞いたけど男と一緒という目撃情報は一切なかった。何故だ…!?)」
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